高崎市少年科学館・星空の情報

2024年冬の星空

【2024年冬の星空 ここに注目】 |  「冬のダイヤモンド」 いろとりどりの七つの1等星で 冬の星めぐり |  真冬の夜空の高みに 王者オリオン! | 


【冬番組リーフレット・コラム連携トピックス】
 |  明るく輝く木星! |  木星の近くに「天王星」も(天王星を探そう!) | 



[星図を大きく表示]
見上げた夜空全部を円形にした星図です。図の中央が、あたまの真上「天頂」で、外側の白い円が地平線です。 ☆マークは、全天に21個ある明るい星「1等星」です(1等星は、色も表現してあります)。

「冬のダイヤモンド」 いろとりどりの七つの1等星で 冬の星めぐり

南の高い空に、リボンのような星の並びの「オリオン座」をまず探します。 狩人オリオンが盾を左手にかまえ、棍棒(こんぼう)をにぎる右手を振り上げた姿です。 2つもある1等星は、赤い「ベテルギウス」が右肩に、青白い「リゲル」が左足に輝きます。


【写真】オリオン座と冬の大三角 撮影:当館職員 岸 篤宏

オリオンのベルトに並ぶ「三ツ星」を東側(左下)へのばすと、星座の星々で一番明るい「シリウス」(白色、おおいぬ座)がギラギラと光っています。ベテルギウスとシリウス、白い「プロキオン」(こいぬ座)で「冬の大三角」が描けます。

上の「円形の星図」の下側のシリウスからプロキオン、金色の「ポルックス」(ふたご座)、黄色い「カペラ」(ぎょしゃ座)、赤っぽいオレンジの「アルデバラン」(おうし座)、青白いリゲル ―と冬の星座をめぐる 1 等星の大六角形は、夜空の巨大な宝石「冬のダイヤモンド」と呼ばれています。


真冬の夜空の高みに 王者オリオン!


【写真】オリオン座とM42 オリオン大星雲 撮影:当館職員 岸 篤宏

南から頭上にかけて勢ぞろいした冬の星座は、1 等星 6つで描く巨大な宝石「冬のダイヤモンド」でひとめぐりできます

そうした星座たちを周囲にしたがえて、狩人の巨人「オリオン座」が棍棒を高々と掲げ、真南の空高く立ち上がっています。

小粒のダイヤを 3 つ並べたような「三ツ星」を、赤い「ベテルギウス」、青白い「リゲル」の 2つの 1 等星をふくむ輝星が、四角く囲んでいます(リボン形にも結べます)。 どれも宝石のような星々を対称に配置したオリオンの姿は、「星座の王者」と讃えられる見事さです。

三ツ星のベルトにさげた剣にあたる、縦に並ぶ「小三ツ星」もぜひ探してみましょう。真ん中の星は、有名な「オリオン大星雲」の中心部が 1 つの星のように見えているものです。



明るく輝く木星!


今シーズンの木星と天王星 科学館職員撮影(2023年11月)

太陽系最大の惑星で「巨大ガス惑星」の木星。
縞模様や赤い「大赤斑(だいせきはん)」、4つの衛星「ガリレオ衛星」などを望遠鏡で観察できます。 科学館の天文教室などでぜひ観望してみてください。

この冬、おひつじ座にありますが、ほぼ1年ごとに黄道十二星座を1つずつ移動し、来シーズンは おうし座に輝きます。


今シーズンの木星 撮影:当館職員 岸 篤宏

木星の近くに「天王星」も(天王星を探そう!)

「天王星(てんのうせい)」はここ数年、おひつじ座を移動中です。 望遠鏡では、ほんのり水色の小さな円盤像に見えます。


今シーズン(11月4日未明)の天王星 撮影:当館職員 岸 篤宏

天王星はぎりぎり肉眼でも見える明るさですが、双眼鏡を使って探しましょう。下の画像「天王星の探し方」のような資料と、実際の星の位置関係を見くらべて確かめながら見つけていきます。

今年2024年の冬〜春は、双眼鏡を使ってまず おひつじ座のしっぽに光る4等星の「δ(デルタ)星」を見つけてから、
「δ星(4等星、赤っぽいオレンジ色)」→「54番星(6等星)」→「53番星(6等星)」→「天王星(5.7〜5.8等=6等星の明るさ)」
という順番で星の並び方を確かめながら、天王星を見つけてください。

※どの星が「おひつじ座δ星」なのか、実際の星空ではよくわからないこともあります。
そんな場合、おひつじ座のすぐ東(画像の左側のやや上)には、おうし座の「すばる(プレアデス星団)」があるので、その すばるの星の群れから探し始めるのがオススメです。δ星のあたりには下の画像で結んである特徴的な四角形の星の並びがあって、これもδ星を確かめるのに役立ちます。



天王星の探し方 2024冬〜春