いま(2017年3月後半)おおぐま座の北斗七星のあたりに見えている「タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星」が、 M108銀河とふくろう星雲(M97)に
接近している様子を捉えました。 3つの天体の色あいや形状の違いを見比べてみてください。 星座の星々のあいだを移動して刻々と位置を変えていく彗星は、 こんな風にときどき他の天体と見かけ上の接近を起こします。 タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星は、 4月前半には、双眼鏡で見つけられるくらいの明るさになると予測されています。 |
撮影時刻: 22時8分〜 カメラ: ソニー NEX-6 望遠鏡:ペンタックス75EDHFU+ RC0.72X35(360mm)直焦点 追尾撮影 ISO: 6400 露出: 200秒 榛名山(高崎市)にて 撮影:当館職員 T. Kishi |