重い星が最期に起こす大爆発 「超新星(ちょうしんせい)」 が、ケフェウス座の渦巻銀河 NGC 6946で発見されました。 小型の望遠鏡でも観察可能な、
12等星程度の明るさに見えて います。 遠方の銀河に現れる超新星は、 非常に多く発見されますが、 今回のように明るく見える 超新星の出現は約3年ぶりです。 |
発見された超新星SN2017eawと渦巻銀河NGC 6946(ケフェウス座、距離:約1800万光年)。 周囲の星と同じように写っているが、それら天の川銀河(銀河系)内の星よりも数100倍以上遠い 撮影時刻:1時9分 カメラ: ソニー NEX-6 望遠鏡:ペンタックス75EDHFU+ RC0.72X35(360mm, F4.8)直焦点 追尾撮影 露出:計630秒(30秒×21コマ) ISO: 6400 ※トリミングあり ※コンピュータで強めに強調処理 二度上峠(高崎市倉渕町)にて 撮影:当館職員 T. Kishi |
渦巻銀河NGC6946は、散開星団と見かけ上となり合っていて、天体写真でよく撮影される銀河のひとつ。 はくちょう座の北どなりにあるケフェウス座の天体で、大まかには、はくちょう座の1等星デネブから 北に15度ほどの位置にある ※この画像の一部分をクローズアップしたのが、上の画像 ※この画像もトリミングあり |