今が見ごろ!? 夏の天の川!

2018年5月20日

天高く上った夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)から南のさそり座(赤っぽいアンタレスと S字カーブの星の列)へと雄大に流れる「夏の天の川」を、魚眼 レンズで丸ごと撮影しました。

5月~6月は、天の川が高く上るまで真夜中まで待たなければなりませんが、 街明かりが弱まる真夜中から明け方にかけて、好条件で天の川を眺められる時季です。

高崎市内では、倉渕地域や榛名山などが天の川を見るのに適していますが、今の時季は 「五月晴れ」の澄みきった星空が広がることがときどき あるので、郊外の公園や田畑の多い地域でも、うっすらと 天の川が見えることがあります。



 ベガ、アルタイル、デネブを結ぶと「夏の大三角」、天の川がその中を流れています。

さらに今年は、アルタイルと火星・土星の2惑星で、もう1つの大三角が描けます。
この2つの大三角がまるで「星空にかけた天の川のリボン」のように見えませんか? 
夜空を見上げて、天の川の流れと今年だけの星空のリボンを探してみてください。
 
 撮影時刻:5月20日 01時08分  露出:計60秒(20秒×3コマ) 追尾撮影 
カメラ:ソニー NEX-6(ISO:3200)  レンズ:サムヤン 8mm対角魚眼レンズ  絞り:F2.8
 高崎市倉渕町にて 撮影:当館職員 T. Kishi
  



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