15年ぶりの大接近を迎えている火星と、宵の空で観測しやすくなっている木星を、
動画撮影&PCソフト処理による最新の方法で高解像度撮影しました。 木星の画像には、たくさんの縞(しま)模様が写っていて、その縞がうねっている様子や、 縞から斜めにのびた模様「フェストーン」も良くわかります。 ところがその一方で、火星の画像には、模様があまり写っていない様にみえますが… じつは、いま火星では、巨大な砂嵐(ダストストーム)が発生していて、表面の模様を 隠してしまったのです。今後、いつ砂嵐がおさまって模様が見やすくなるのでしょうか? |
木星 撮影時刻: 7月2日 21:12~ ※画像上方向が南 20cm 反射望遠鏡 (VC200L) + ZWO ASI224MC CMOSカメラ 画像処理: AutoStakkert2!(スタック) 、 RegiStax6(ウエーブレット) 高崎市箕郷町 にて 撮影:当館職員 H. Koyama |
火星 撮影時刻: 7月2日 23:21~ ※画像上方向が南 ※機材等のデータは共通 |