火星に異変!? 木星も撮影!

2018年7月2日

15年ぶりの大接近を迎えている火星と、宵の空で観測しやすくなっている木星を、 動画撮影&PCソフト処理による最新の方法で高解像度撮影しました。

木星の画像には、たくさんの縞(しま)模様が写っていて、その縞がうねっている様子や、 縞から斜めにのびた模様「フェストーン」も良くわかります。

ところがその一方で、火星の画像には、模様があまり写っていない様にみえますが…
じつは、いま火星では、巨大な砂嵐(ダストストーム)が発生していて、表面の模様を 隠してしまったのです。今後、いつ砂嵐がおさまって模様が見やすくなるのでしょうか?


木星  撮影時刻: 7月2日 21:12~   ※画像上方向が南 

20cm 反射望遠鏡 (VC200L) + ZWO ASI224MC CMOSカメラ
画像処理: AutoStakkert2!(スタック) 、 RegiStax6(ウエーブレット)
       高崎市箕郷町 にて  撮影:当館職員 H. Koyama




火星  撮影時刻: 7月2日 23:21~   ※画像上方向が南

※機材等のデータは共通
  

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