7月31日は、地球に大接近している火星が最も大きく見える「最接近」でした。 市民の皆さんも、南の空に赤く明るく輝く火星を見つけられたのではないでしょうか? 夜が更けると気流の状態が悪化し、撮影には向かないコンディションでしたが、 ちょうど最接近した火星を、高崎市内から撮影した画像です。どうぞご覧ください。 火星の見頃は9月頃まで続きます。だんだんと夜の早い時間に見やすくなてきます。 科学館でも、8月と9月の天文教室では、火星を望遠鏡で眺める予定です。 お天気次第ではありますが、ぜひご参加ください。 |
撮影時刻: 7月31日 23:50 ※画像上が火星の南極方向 火星の模様は、右側のやや下が「大シルチス」、中央やや右に「チュレニーの海」、 左側中央が「キンメリア人の海」、上側の白っぽい部分は南極冠。 20cm 反射望遠鏡 (VC200L) + ZWO ASI224MC CMOSカメラ 画像処理: AutoStakkert2!(スタック) 、 RegiStax6(ウエーブレット) 高崎市箕郷町 にて 撮影:当館職員 H. Koyama |