夜明けに並んだ 金星と地球照の月

2019年2月1日

この冬は、夜明けの南東の空に「明けの明星(みょうじょう)」としてキラリと金星が輝いています。近くには木星も輝いています。

さらにこの日は、新月前の細い月が、金星のすぐそばに寄り添うように並びました。 輝いていない方の月面がほのかに見えているのは「地球照(ちきゅうしょう)」と呼ばれる現象です。

3月3日の明け方にも、金星と月が並びます。


 
明け方の細い月は、夕方の三日月とは向きが反対です。地球照で淡く見えている部分には「うさぎ」の模様がわかります。
 
撮影時刻: 2月1日 06:00   露出: 1/3秒(ISO800)   カメラ: ソニー NEX6   レンズ: ニコン 200mm F2.8 (F4)
(共通データ) 箕郷梅林付近(高崎市箕郷町)にて  撮影:当館職員 T.Kishi
 



 
ちょうど金星と月の真下あたりが、科学館のある高崎市中心市街地です。
 
撮影時刻: 06:00  露出: 3.2秒(ISO200)  カメラ: ソニー α6300  レンズ: DT2.8/16-50 SSM ズーム (16mmm F4)
 


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