アトラス彗星(C/2019 Y4)は、4月〜5月にかけて太陽に近づいていき、
明るく観察しやすくなるのではないかと期待されています。 まだ望遠鏡を使わないと確認が難しい明るさですが、 おおぐま座のハの字に並んだ有名な2つの銀河・M81とM82に 見かけの接近をしたので撮影してみました。 4月中頃までには小さな双眼鏡でも観察できる明るさになる予報ですし、 その後、もしかすると肉眼で見つけられるくらいに明るくなるかもしれません。 |
アトラス彗星(C/2019 Y4)を写真に捉えると、淡くひろがったコマが彗星特有の青緑色に写ります。 太陽に近づくにつれて、立派な尾を見せてくれるのでしょうか? M81とM82は、どちらも約1200万光年の距離にある銀河で、銀河のグループ(銀河群)を形成しています。 撮影日時: 2020年3月19日 01:01 露出: 330秒(30秒×11コマ) 追尾撮影 カメラ: ソニー a6300 レンズ: ニコン ED 180mm F2.8 絞り:F4 高崎市内 榛名山にて 撮影: 当館職員 T.Kishi |