金星と地球照の三日月が並んだ!

2020年 4月26日


「宵の明星(よいのみょうじょう)」金星と三日月頃の細い月(この日は厳密には四日月)が
近くで輝く様子は、とても印象的な夕暮れの光景です。
高崎市周辺は雲の多い天気でしたが、雲の合間に見える2天体をどうにか撮影できました。

ところで、宵空での金星と月の接近は、今シーズンは今回が最後のチャンスでしたが、
夏に向けては、木星や土星さらに火星が見やすくなってきますし、
金星も「明けの明星」として夜明けの空に輝くようになってきます。

明るく光る惑星や月の接近、天体同士の位置関係の変化は、遠方に出かけなくても眺められます。
夜空を見上げて、太陽系の天体たちが織りなす天上の光景を楽しんでみてはいかがでしょうか?






三日月頃の細い月は、暗い部分もほんのり淡く光っています。これは「地球照」と呼ばれます。
太陽からの光が地球に当たり、それがさらに反射して月の夜の部分を照らす現象です。


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