夜明けの北東の空で、ネオワイズ彗星(C/2020 F3 (NEOWISE))が明るくなり立派な尾を伸ばしています。 記録的に晴れない今年の梅雨ですが、何とか晴れ間を見つけて撮影に成功しました。 残念ながら尾の大部分は雲にかくれています。 7月後半は夕暮れの西空に見えるようになり、しばらく観察・撮影のチャンスが 続きそうです。梅雨明けが待ち遠しいですね。 |
今回のネオワイズ彗星で目立つ、白く光る尾は「ダストの尾(ちりの尾)」と呼ばれます。彗星本体から放出された「ちり(塵)」が太陽光を反射して光っているものです。その一部の粒が大きなちりは、流れ星のもとになります。 撮影日時: 2020年7月13日 03:18 露出: 10秒 固定撮影 カメラ: ソニー a6300 レンズ: DT16-50 SSMズーム(50mm, 絞り F2.8開放) ※拡大トリミング 赤城山北麓(群馬県昭和村)にて 撮影: 当館職員 T.Kishi |