遠ざかりつつある火星が冬の星座へ!

2021年 2月

昨年10月、約2年2か月ぶりに地球との接近を迎えた火星ですが、 その後は日に日に遠ざかり、望遠鏡で詳しい観察をするのは難しくなりました。 その輝きも、2月中旬には1等星と同じ明るさまで落ちてきました。

一方で、夕暮れ後すぐのころに、南西の空高く見えているので、 赤味を帯びた輝きは夜空で意外に目立ちます。
アメリカNASAの火星探査車「パーサビアランス」など、各国の探査機による火星探査も話題になっていますね。

火星は、冬の星座の星々のあいだを西から東に向かって移動し、見かけ上、いろいろな天体と接近していきます。
2月末から3月初めには、おうし座のすばる(プレアデス星団)に接近します。
その後、3月20日前後に、おうし座の赤っぽいアルデバランに近づく様子にも注目してみてください。3月19日は半月少し前の月も近くにやってきます。




(撮影データ)撮影日時: 2021年2月16日 21:12   露出: 180秒(30秒×6コマ)  追尾撮影  
カメラ: ソニー a6300  レンズ: サムヤン 14mm F2.8(絞り: F4)   
※Lee#2ソフトフィルター使用  高崎市内榛名山南麓にて  撮影: 当館職員 T.Kishi


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