（撮影データ） 撮影日時: 2021年3月3日 19:33 露出: 50秒（5秒×10コマ、恒星基準加算平均） 固定撮影
カメラ: ソニー a6300 レンズ: DT16-50mm(50mm) F2.8開放
※フィルターなし、薄曇りのため星の光が拡散して写っている 高崎市内榛名山南麓にて 撮影: 当館職員 T.Kishi
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夕暮れ後の空に冬の星座が見やすい季節ですが、
このところはその中に、赤っぽい惑星・火星がまぎれ込んで輝いています。
おうし座の「すばる」（M45、プレアデス星団）に接近したところを撮影しました。
火星の赤さと青白い星が多いすばるとの色の対比が面白い眺めになっています。 いっぽうで、おうし座の右目に光る1等星アルデバランと火星はどちらも 赤味がかったオレンジ色で、似たような輝き方をしています。 火星はさらに東（画面の左方向）に移動していき、3月19日・20日ごろに アルデバランに接近します。19日には半月（はんげつ）前ごろの月も近くにやってくるので、 にぎやかな眺めになりそうです。 |