日本人の観測者・西村栄男(にしむらひでお)さん
によって8月13日(日本時間)に発見された新彗星「西村彗星 C/2023 P1 (Nishimura)」を撮影しました。 次第に太陽に接近し、夜明け前の東の低空で尾を伸ばした彗星を撮影しました。 青緑にコマが輝く頭部から左上に向かって、淡い尾が3°以上の長さに写っていて、これは夜空の満月を6個並べ た以上の長さです。 (夜が明け始めて、背景の空がかすかに青くなり始めた頃に撮影しています) 太陽に最接近する9月18日(日本時間)頃に最も明るくなる予報ですが、その頃は太陽に近く観測は難しくなります。 |
淡く伸びた尾がわかりやすいように、白黒反転画像にしてあります。 上方の画面の外側まで、尾がはみ出しているようにも見えます。 尾の長さの比較用に、平均的な大きさに見えるときの満月(幅0.5°)を合成してあります。 |