今年2023年の前半は、夕暮れの西空に「宵の明星(よいのみょうじょう)」金星が、「一番星」として輝いてきました。 6月下旬ごろからは地平高度がだいぶ低くなり、梅雨で晴れないこともあって、目立たなくなった金星ですが、望遠鏡で拡大するととても興味深い姿を見せてくれます。 この写真(1枚目)では大きく欠けて、半月と三日月の中間くらいの形に見えますが、7月後半にはさらに欠けて細い三日月状の姿になります。 2枚目の6月17日撮影の金星の姿と比べると、だいぶ欠けてきて、見かけの大きさ(視直径)も変化して大きくなったのがわかります。 |